今日、初めてお母さんから離れて一人で登園する年少YOSちゃん。
お母さんと離れたくないっていっぱい泣くかなぁって、周りのお母さんたちは気になるけど気にしないふり。
「一応、本人には今日から一人で行くんだよ~って言ったんですけど、わかっているかどうか。。」と心配そうなYOSちゃんのお母さん。
YOSちゃんはいつもと変わらない様子で、あっちへこっちへと行っている。
「さぁ、朝の会するから上行くよ~」とお当番さんの声。
いよいよ、お母さんとバイバイするそのとき。
「まま、いってきま~す」
さっきの変わらない様子で、こういいながらみんなが移動する波にのっていくYOSちゃん。
まだ特定のお友達を遊ぶことではなく、あっちへこっちへ寄り道をするのが大好きなので、みんなの列から徐々に遅れていくものの、「まま~、いってきま~す」と振り返り何度も何度も言いながら、階段を一段ずつ登ってく。
階段を上り終えたころ、みんなの姿はなく、YOSちゃんが最後尾。
もうお母さんの姿が見えなくなった場所からも、やっぱり振り返り、「まま~、いってきま~す」とYOSちゃん。
もうそれは呪文のよう。一度唱えるごとに、YOSちゃんの心の中で「ままとバイバイすること」を確認、納得しようとしているのかもしれない。
YOSちゃんのお母さん、YOSちゃんはちゃんとバイバイしてようちえんに行くことを理解していたし、それを自分なりに一生懸命受け入れているように見えましたよ。
「まま~、いってきま~す」というYOSちゃんの小さな後ろ姿に、大きな心の成長を感じました。
スタッフ HAR
2011年5月10日火曜日
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