2022年6月1日水曜日

親子さんぽ 森ひろば ~虫との付き合い~

今日は月に一度の園長あっちゃんとおさんぽ♪♪



虫に興味津々なH君

アリを見つけました♪


最初はじーーーと 見てたH君


突然

アリに攻撃し始めました。



小さな子どもにちょくちょく見かける光景ですが


さて、皆さんならどう対応しますか??


まぁ 

ビックリしますよねぇ〜


可愛い我が子が なんてこと❗️

 がーーーん😱


驚いて とめちゃう?

可愛そうって止める?


それとも フリーズ?


寛大な心で

そのまま見守る?


正直

どうしていいか?

戸惑いますよね〜


自分の子ども頃はどうしてたかな〜 

私は小学生ぐらいでも蟻の巣壊したり、アリを葉っぱに乗せて川に流したり。

色々やりました。

意地悪な心というより

どうなるのかなぁ?と

興味心で実験に近かったと思います。


きっとお母さん一人一人

答えは違う


子どもの年齢や境遇で

対応は違ってるのかなと。


まだ死というものがどういうものなのかわからない小さな人たち、そして興味があることを試す気持ちも止めてしまうのも、そのまま見逃すのも気が引けてしまう。

どうしたものかと思っていると、


今度は黒い大きめの虫に出会いました。


アリより大きいキマワリ

それを見て

興奮したK君


アリを攻撃していたけど

キマワリを怖がるH君


興奮が 更にヒートアップして

攻撃始めるK君


はじめは様子をみていましたが

勢いが凄くなり 頃合いをみて

あっちゃんが 虫の入院場所を作って入院させました。



怖がっていたH君が

距離を縮めて 気がついたらまた攻撃💦


そして

とうとう力尽きてしまいました


あっちゃんが帰りの会の後、子ども達を集めて


お世話になった虫さんを土にかえそうね

穴を掘ってお墓を作って

お水を飲ませて

天国にいけますように〜


みんなで静かに手を合わせました。

子ども達も自ら手を合わせてました。


みんな

どんな気持ちなのかな?

何か伝わるといいなぁ




森のようちえんに通って10年

親子さんぽ森ひろば担当になって数年

まだまだ対応の仕方は考えさせられる事ばかりです。


園長あつこは

「何年たっても

何度同じような光景に出逢っても

毎回 同じ対応ではないのよねぇ


子どもも違うし

背景も違うし


その子どもの興味や

心の動きも

体の動きも違うから


その子その子によって

どうしても対応は 違うんだよねぇ


その子どもと向き合う時は

めっちゃ 必死❣️

余裕ないよぉ〜


ただただ

目の前の子どもたちに

今できる私の最善を尽くすのみ



子育てや保育に

答えはひとつではない


どんな正しい答えや

理想や正論を求めるよりも


我が子を思い

迷ったり 

悩んだり 

心を痛めたりする

そのお母さんの心が

何よりも

私は 尊いなぁと 

いつも思います」


一人一人、どのタイミングでどんな声をかけていくのか、、今まで何百人と見てきたあっちゃんでさえもの凄く考えてるということは、兄弟数人しか見てない私達が悩んじゃうのはしょうがないのではないか。だからこそ、相談できる人がいて、それがこれだけ深く子どもを考えてくれるあっちゃんなのがねっこぼっこのいいところ♪


年中母MOT

2022年5月18日水曜日

にじみ絵 初日

 今年度のにじみ絵が始まりました♪


シュタイナー教育で行われるにじみ絵を取り入れています。

赤、青、黄色の絵の具だけを使い、色の交わりを楽しみます。


今回は初回だったので、にじみ絵初めての年長A君と年少M君は赤色の単色から始めます♪♪


専用の用紙に思い思いに色をのせていく年長A君。1色だけど用紙いっぱいに描いたら、また色を重ねていく。

何度も何度も重ねた絵はたっぷりと溢れそう。

1色で約20分書き続けて「出来たー」とA君🎵


次は年少M君。順番を待ち続けやっと出番♪♪

準備も大きい組さんを真似して自分で頑張ります。


そぉそぉ!茶つぼの持ち方バッチリ出来てる😆



さぁ始まったと思ったら、3分で「出来たー」余白有りで満足な様子。


同じ条件でもこんなに違うんだ😳😳


これからどんな風に成長していくのか楽しみですねー♪


年中母 MOT

2022年5月4日水曜日

園長あっちゃんの保育実践

 


今日は 何処に行きたい?


「武器屋に行く」の巻



毎朝

朝の会で 子どもたちと相談する

→ねっこぼっこの大切にしている保育実践のひとつ

なぜ ブレずに この保育を実践し続けているのか?


私の理想の保育

子どもの力を引き出す保育


かつて保育園で働いていた時代の経験から

毎日実践し続けている

→子どもの目が変わるんだよねぇ

顔も 輝きも違うんだよねぇ



この朝の会のやりとりの中で

子どもたちが成長し

子どもたちの成長段階や

子どもたちの様子が

よく見えてくる


ゆっくりゆっくり

じっくり見守る

子どもたちのありのままの姿が

可愛くて 楽しくて

おもしろいんだよねぇ〜


大人が余計なことをしない方が

子どものありのままの姿がみれて

子どもの自ら育つ力が

生き生きとするんだよねぇ


 いつもは よく行く場所が出て

あれこれ 相談して決めているんだけど


この日は

年長Aくんが

「自衛隊基地に行きたい」

年中TOくんが

「武器屋に行きたい」 と


なんだなんだ???


どこ?


行けるのか??


話し合いの結果

「武器屋」に決まりました




わくわく♪


どこに連れてってくれるんだろう♫


さぁ〜 出発だぁ❣️


年中TOくん先頭に進みます

分かれ道の度に

「こっち?あっち?」

わくわくしながら進みます


道中は春の花がいっぱいでついつい寄り道

ご飯の時間が過ぎたのでお弁当


そして気がつけば

そろそろ戻る時間


「あとどれくらいかかるの?」

「んーあと1時間ぐらい」とTOくん



ふむふむ

しょうがない


「辿りてけなかったねー」

と 保育当番のも〜さん


帰りの報告会

毎日子どもたちの様子を丁寧に伝え 日々の育ちの共感を大切にしています



武器屋って 

どんな所だったんだろう?

気になってしょうがない


この日の保育当番のTOくんのお母さんのも〜さんに

「確かに聞いてなかったな」

帰りの車の中で聞いてもらったら


「武器屋はねー100階建てでー、100階の上には天空の部屋があってねー、お店の人は100人いてねー全員兄弟なのー優しいんだよー、あ、あっちに見えてきたー」と遠くを指差し。

100階建ての建物なんて全く見えないけど、TOくんは楽しそうに話してました。

「今度の休みは武器屋に行く」と

連れて行ってもらおうかなと 

楽しみが増えたも〜さん


小さな子どもの世界

いいなぁ〜


わくわくがとまらないねぇ


2022年5月3日火曜日

入園式 進級式

4月吉日 ねっこぼっこ入園式・進級式を行いました

新入園 年少m 途中入園 年長a を迎えて今年度は4人での活動が始まります


入園式がある 当たり前のようなことにもよかったね、よかったねと声を掛け合う私たち(笑)


ここ数年園児の人数が減ってきて、いよいよねっこぼっこも少数派まっしぐらです

 


実は今年入園した年少mの母である私は、入園をするか迷っていました


同級生はいるかな?この先はどうなるのかな?この選択でよいのかな?


上の兄弟2人がねっこぼっこ育ちなので、年少mはお腹の中にいたときから、ねっこぼっこに通ってきました


私にとっても母である私に向き合い、仲間に心を許して頼り頼られ育ててもらった貴重な場所


ここがなくなるなんて考えられない、ここから離れたくないという私の強い想いで入園を決めました

 

迎えた入園式・進級式


年少mがついにお兄ちゃんじゃなくて、自分の出番が来た!と体から喜んでいる様子を見て

なんだ私だけじゃなかったんだと


うれしいね


そうは言っても人見知りの年少m、入園のお祝いの言葉を頂くときには「おっぱい」と服の中に潜り込んでました

そして暖かく見守ってくれる顔なじみの面々

 


進級式では学年に合わせたメッセージのカードを一人づつ受け取ります


途中入園の年長a

お母さんとゆっくりゆっくり過ごしてきて、自分でようちえんに入園することを決めた年長a

背筋が伸びてるね

 


四人兄弟の末っ子年長m

待ちに待った年長さん、いつもと違って緊張しながらも、待ってましたー早く早くって顔



 

四人兄弟の末っ子年中t

メッセージの中の「小さい人にやさしくなれるおにいさんに」ってとこでニヤニヤうれしそう



 

そして年少mも母の服から顔を出してカードを受け取りました



 

あー楽しみだ

 

あったかい入園式・進級式をありがとうございました!

 

年少母h

 

指輪

お散歩の途中シロツメクサやたんぽぽがいっぱいありました♪


久しぶりにシロツメクサがいっ

ぱいだったので思わず花の冠作り♪



年長MAちゃんは指輪をせっせと作ってました♪♪

いろんな野花も混ぜて豪華な指輪に♪



お当番さんにもせっせと作ってくれました♪



年長A君も自分で作ってました♪



ゆったりした時間の中で幸せを感じました♪


年中母MOT

2022年4月28日木曜日

笑える育児


私が、森のようちえんに通って手に入れたものだと思う。

ねっこぼっこに入る前は、わからないことだらけ、子ども達は私の言葉は無視するし、何処まで注意して何処まで受け入れてどう対応するのが正解なのか、ずっとさまよっていた。

長女はアレルギーだし、長男は3才過ぎても半分ぐらい何言ってるかわかんないし、てんてこまい😂😂


1日を先生に言われたとおり動くより、自分達で行き先を決めるって面白いやん♪と思って入れたねっこぼっこ。ようちえん時代ぐらい思いっきり自然の中で遊んだらいいと思った。



ねっこぼっこに入ったら、一日何十回もギャーギャー泣く長男に「面白いねぇ」と声かけたのは園長あっちゃん。

動物が苦手な園児がいると「苦手だから〜」と動物から守ってその園児と避けるあっちゃん。

一緒にお当番に入ると子どもが大好きが溢れてウキウキしてるあっちゃん。当番中は笑ってばかり。


そんな保育者と過ごす子ども達は幸せだろうなと思う。




そして、自然と肩の力が入りすぎてたな〜と気がついた。

あっちゃんが「子どもって面白い」ってよく言う。

そんなあっちゃんが面白いのだ。

一緒にいると子どもの面白い見方を目のあたりにする。そんな見方があるのか!とびっくりする事も多い。





最近「伝え方」の本を読んだ。大人に対しての本だけど、子どもへの伝え方も一緒だなぁと思う。

園児と我が子で伝え方は沢山学んだ。

もちろんまだまだな事が多いんだけど、お陰で家族の中でも笑ってる事が多く、子ども達も私の言葉を聞いてくれるようになったなと思う。


育児って大変だってよく聞くけど。

私にとっては大変ではあるけど「笑える育児」ができたんじゃないかなと思うし、それが出来るようになったのも、ねっこぼっこのおかげだなと思う。



年中母 mot

2021年12月12日日曜日

にじみ絵②





にじみ絵の余韻も



大切にしています。


子ども達の希望(お散歩)を叶えるのは簡単

でも、にじみ絵の日はとことん


『絵を描く時間』



静かにする時間を大切にしています。



色の使い方

描き方

色が にじんでいく過程を楽しみます。


その子どもの内面を絵から感じます。


子どもたちも

美しい色彩に癒され。


ただ思いを絵に描くことから

キレイな絵を描きたい


に変わる瞬間が訪れます。

これを 

勝手に(第三者の目)とよんでいます。


いつもは広い森の中にいる子ども達

にじみ絵の日は

目の前にある画用紙に

世界を体感する日。



とても深いにじみ絵。


子どもたちは おしゃべりしながら 思い思いに絵を描きます。


年長母、にじみ絵担当Y