2013年2月1日金曜日

おおきな おおきな、 ちいさな あなた

たんぽぽやふきのとう。 
 
寒空の下でも 春に向けてぐんぐん伸びゆく かわいいいのち
 
でも、春の予感はちょっぴりせつない。
 
年長の、おっきい組さんが卒園する日がだんだん近づいている。
 
我が子が入園した 去年の春、
おっきい組さんは 自信満々で のびのびかけまわっていて
本当におおきくおおきく見えた。
 
夏、ザリガニ釣りや木登りを 得意そうに教えてくれた おっきい組さん。
あっちゃんと年長会議をしたり、歯が抜けかわったり。
秘密の階段をのぼりながら、いつも輝いていたね。
 
秋、年少年中年長の境を感じなくなるほど 子ども達の仲は深まり
春や夏にうごめいていた何かが しっかり実っていることを感じて
なんでもない日々の いろんなささやかな積み重ねに感謝しました。
 
冬、くちなしの実で染物をしました。おっきい組さんの卒園祝いの染物です。
 
まっ黄色に染まったそれを絞って広げてみると
まさに 【ピッカピカの 一年生!】 な色合い。
実感がやってきたよ。
ああ、みんな 春には 【ピッカピカの 一年生】なんだな。
 
あんなに何でもできて、おおきくおおきく見えていたのに 
もっともっと大きい子達の中で ちいさい組さんになるんだな。
 
でも、おっきい組さんが残してゆく 知恵や遊びは
確実に 年中年少さんの中に芽吹いてる。
 
  
さて、そんな子どもたちが楽しみにしている 節分の豆まき。
雑木林の中で行われました。
 
鬼は年長、おっきい組さん!
手作りのお面で いざ勝負!!!
 
年中年少さんは豆を手に 「鬼は~外!福は~内!」
鬼にむかって投げつけます。追いかけます。
 
ちゃぁんと負けてくれる やさしい鬼さん。
今日ばっかりは おっきい組さんに つめ寄れます。
 
 
ねっこぼっこが かわらぬ毎日を送ること
たて割り保育をすること
【見守る】ということ
 
子どもたちの育ちのこんな味わいを得られるなんて
母として本当に幸せです。
 
ねっこぼっこ、ありがとう!