2010年5月18日火曜日

5月18日 たった一人の年長

お昼を食べたあと、年少KZが虫よけパッチンをペタペタはりだした。

500円玉くらいの丸いやつ
1シート6個くらいだったかな?
ぜ~んぶ体にはりました

すると、それを見ていた年長AMが
「それな~に?わたしもほしい~」
というやいなや
「わたしも~」「わたしも~」
と何人か集まってきました。

年少KZはうれしくてうれしくて 
「いいよぉ~いいよぉ~」
と自分の体から1枚づつはがしては
一人ひとりにあげました。

それを見て 
離れた場所にいたお友達も寄ってきました。

でももう なくなってしまいました。
(はて どうしましょう)

当然「ほしぃ~ほしぃ~」と声がします

(まいったな…)

すると年長AMが、自分の分をはがし
「これを半分に切って」と言いました。

半分に切ってあげると、
半分はお友達に 残り半分は自分に つけました。

そしてまた まだもらってない子が「ほしぃ~ほしぃ~」
というと、

またまた年長AMが、自分の半分をはがし
「これを半分に切って」と言いました。

切ってあげると
年長AMは半分の半分をお友達に もう半分の半分は自分に 
つけました。

それをもう一回繰り返したかな~
年長AMの虫パッチンはちいさくなっていました。

いつの間にか年少KZ 年長AMを囲む友達の輪ができていて 
虫パッチンは
見事!み~んなの服にくっついていました。

その大きさは大小さまざまで…

あげた子ももらった子も み~んなうれしそう

あとでこのことを年長AMのママに報告すると、

「今まで自分がしてもらってきたから…」
とのこと。

なんだか じ~んときました

縦割りで代々受け継がれていくもの…
目の当たりにした一日でした

(スタッフ ER)