2011年5月28日土曜日

5/24 森ひろば

笑っているお母さん。
びっくりしているお母さん。
泣いているお母さん
真剣なお母さん。
怒っているお母さん。
喜んでいるお母さん。

どんなときだって お母さんは 大好きなお母さん。
そっと横にいてくれるだけでしあわせなのです。

今日の森ひろばは月に一度のお話し会。
冷たい雨もやみ、気温も上がってきたので木陰へ。



今日のテーマは「子どもがうまれて嬉しかったこと」
自分自身の枠が広がったり。。新しい出会いがあったり。。食の大切さを知ったり。。人の優しさを知ったり。。
一生懸命子どもを育てているうちに、自分も一緒に育っている喜びが伝わってくる。

「生まれてきてくれてありがとう。大きく育ってくれてありがとう。
 あなたがここにいるそれだけで嬉しい!」

まだまだお話し会は続きます。
トイレトレーニング、雨の日の過ごし方、心配事など、みんなで知恵を出しあう。

心が解放されていくように、天気も回復。
子どもたちも遊びだす。



もちろん、木にも登ります。


木の陰にかくれんぼ。。。ドキドキ


あ~ままにみつかっちゃったぁ。


こんなに晴れ晴れと気持ちの良い日ばかりではないけれど、雨が降っている雲の上には必ずお日様がいて、雨がやめば顔を出してくれる。
雨に感謝!お日様に感謝!






スタッフ HAR

2011年5月23日月曜日

5月19日 小さなお姉さん、自分の居場所。

今日はとても良い天気。お日様ギラギラ・・暑い・・。
しかし、子供達は竹藪を通らず、道路から歩いてお散歩したいと希望した。
大人は少しでも涼しい所を歩きたいけれど、子供は関係ないんだね~。

いつも3人で一緒に行動する、SOY、RI、HAR。
だけど、今日HAは一人別行動をしていた。いつもSOYを頼って
SOYにくっついて行動していただけに、今日はどうするのか楽しみだった。

HAは年長、MAHとKOHにくっついて歩いている。ん?今日は年長組と一緒に
行動したいのかな??。

でも、自分からどう声をかけていいのか解らない様子・・・。
それでも、しっかり後ろから二人の後を付いてゆく。。二人に気付いてもらえるだろうか・・・
しかし、自分の意思で今日は二人と一緒に行動すると決め実行している。
それだけでも十分成長したね~。凄いね~。

すると、KOHがHARに気付いた。「HAR手つなぐよ~!」と声を掛けられて
とても嬉しそうに、KOHの手をにぎり歩いて行く。
いつも年長女子と普通に遊べるYUNの事を羨ましく思っていたのかな~・・・。

お弁当の時間。
いつもならSOY、RIと一緒に食べるHARだけど、今日はKOH、MAH、YUNの
横に座り一緒にお弁当を食べ始めた。自分で決めた一日を過ごす。
とてもシャイで、口数が少なかったHARが自分で決めて行動している姿に
凄いな~と感動していた。大好きな年長女子と遊べるのも1年も無い。
これからたくさん遊べるといいね。今日は満足出来たかな(^-^)

唯一の年中男子、KAZ。
彼は最近、自分の居場所がどこにあるのか自分なりに探している感じ。
彼の中では、きっと一緒におにごっこをしたり、かくれんぼをしたり
走ったり、笑ったりと、普通の遊びがしたいのだと思う。

しかし、女子は家族ごっこに真っ最中。年長男子とは、なかなか絡めない。
年少男子はまだ小さくて遊べない・・。う~ん。。

今日のKAZも、一人さまよってる感じがした。そして、色々試している感じもする。
女子の中で家族ごっこをやってみる。以前は「適当にやりすぎ!」とKOHから
注意されたりした。でも今は、合わせてやってみる。

お弁当の時間も、ポケモンシートを持ってきて、年長男子の輪に入ろうと
頑張ってたね。しかし、何か違う感じがするのか、一人草むらに
石を投げだした。何を思って投げてるのかな~と遠くから眺めてみていた。

小さいMOMと遊んであげているHARの所にやってきて一緒に遊んでみたり・・
大人にたくさんお話してみたり・・。

KAZ、今日居場所は探せた?焦らなくてもいいんだよ。KAZだから
この問題を乗り越え、笑顔で「幼稚園が楽しい」と言える時期が必ず来るからね。
居場所が見つかるまでとことん色々試してみてね。ずっと見守っているからね。

年中SOY、RI。
今日は、とてもお姉さんだった。帰り際遊具で少し遊んだ。
年少Sが、ブランコに乗りたがった。乗ろうとしたSOYは「乗っていいよ~。押してあげるね~」
と、Sを乗せ、押してあげていた。Sはとてもとても嬉しそうだった。
SOYは弟のDAIを良く面倒みているから、Sの事も弟の様に優しく、そしてSの
わがままを全部聞いてあげていた。最近のSOYはとてもたくましく成長し、
本当に年中らしくなっているよね。

お当番のERちゃんから「そろそろ帰るよ~!」と声がかかっても
Sは、「まだのりたい~!」と言っている。
そこで、SOYが「じゃ、3回押したらリュックもって帰ろうね。」と
言うと、「うん、解った!」とSが返事をした。

大人が言っても子供は聞かないけど、少し大きいお姉ちゃんに言われると
ちゃんと聞くんだよね~。凄い~。

そして、SOYと、RIがSの手をにぎり、帰り道を歩いて行く。
その時のSは、ニヤ~っ。として、両方にいるお姉ちゃん達を何度も見ながら
嬉しそうに進んでいった。RIもSを気にして、手が離れるたび
「S~!行くよ~!」と手をつなぎ、お姉ちゃんをしていた。

今日初めて、Sは母子分離をし、お母さん居なくて大丈夫かな~と
心配していたけれど、全く大丈夫な一日だったね☆
SOY、RI、又Sのお世話をお願いね☆

KOH母より

5月18日 久しぶりの登園。

今日は今学期初めてのにじみ絵。そして、2ヶ月間家で療養中だった年長KOHも
年長になって初めての登園。前日からとてもとても楽しみにしていた。
久しぶりに大好きなMAHやYUNと会えて本当に嬉しそうだった。さっそくいつもの
家族ごっこが始まり~。年長男子RUも家族ごっこの仲間入り~。

会えなかった期間が無かったかのように、普通に遊んでいる子供達。
子供はいつでもつながってるんだね~。間が空いても関係無いんだね~。

そして、年中SOY、RI、HA仲良し三人が手を繋いで遊んでる。
見ない間に、SOYがとてもたくましくなっている事に気付いた。
年少時、いつもじーっと見ている事が多かったSOYが、
にじみ絵を、RIとどうしても一緒にやりたいと、主張している。
年齢順に本来ならばやるはずだけど・・・
今日はどうしてもRIとやりたいみたい。「今日ね、RIとにじみ絵やるの。Aちゃんに言ってくる!」
と園長に言いに行った。今まで無かった光景・・・。凄い、成長してる。
自分の思いを述べてみる。許可を取ろうと必死に・・。

強い思いが通じたのか、今日だけは特別にRIの横でにじみ絵をやらせてもらえた。とても満足そう。

久しぶりのにじみ絵に、園児達は無になり絵を描いていく。
大人が描く時、あれやこれや考えながら描いてしまう。。でも、子供は、何も考えず、
ひたすら好きなように色を何度も何度も重ね、どんどん色が変わってゆくのを楽しみながら
長い時間描き続けた。森の中からセミの声が聞こえた。もう夏だね~。時が止まったように静かな時間。

描き終えた大きい子組みさん達は、山の中に登り遊んでる。

家族ごっこをず~っとしている、KOH、MAH、YUN。
年中ながら、年長女子と普通に遊ぶ事の出来るYUN。そんなYUNも
年長と遊ぶ時には最低限のルールを知っているようだ。去年1年で色々学んだんだね。
そんなYUNが、泣いてしまった。遊び方を間違えてしまったみたい。
KOH、MAHに、「そうじゃない、こうだよ!」と少し強く言われて泣いてしまった。

私もじっと3人の様子を見て、口を出すのをぐっと我慢。。
すると、KOH、MAHがYUNの頭をなで、「ごめんね~。泣かないでね~」と
あやまった。すると、YUNは「うん!」と元気をとりもどし、笑顔になった。

大人が何も言わなくても、子供たちだけで解決できる。素敵な光景だね~。

そして、違う場所では、年長男子MIT、が今日見学に来たYUSくんに、
山の登り方を教えていた。幼稚園の園児は新顔のお友達にはいつも警戒したりする。
特に、幼稚園で一番強いMITがYUSくんに教えている姿にとても驚いた。

どうやら、最初は警戒していたみたいだけど、ポケモン?!の話で意気投合したみたい(笑)

MITは丁寧に「ここを、こうやって、こうして登るんだ。わかったか?」と
教える。その姿に、KOTもついていく。
いつの間にか、3人で走り回り、ご飯も一緒に食べ、楽しそうに遊び出した。
たくさんやんちゃをして、時には園児を泣かせてしまう事もあるMITだけど、
優しい所もたくさんあるんだよね。今日はとても微笑ましかったよ。

久しぶりに幼稚園時達を見た私・・。
今日は本当にたくさん子供達から色々学んだ。大人の私が一日で色々学べる。
子供って本当に凄いな~。。
強さ、勇気、優しさ、全部見る事が出来た。大人になると忘れてしまう事ばかり・・
もう一度思い返し、自分を見つめなおす事が出来た素敵な一日だった。

これからも、どんどん成長する姿を見せてね。そして、その姿で
又大人達が成長していくからね。

KOH母

5/19 年長MI 誕生日会

今日は、年長MIの誕生日会。
本当の誕生日は終わったけど、日にちの都合で今日がSPECIAL DAY!

ねっこぼっこのお誕生日会は、それぞれのお誕生日をその日あるいは日にちをずらして、一人のためにみんなでお祝いします。

お誕生日といえば、そうケーキ!ということで、木を切り出した「切り株のケーキ」が登場!
そのケーキには、お花だったり、実だったり、草だったり、つるだったり、その季節にあるものをかざり、その子の生まれた季節によって、色とりどりのケーキになります。

今日のケーキは、ヘビイチゴケーキ!??



年長MIは、ようちえん最後のお誕生日会。
ろうそくも6本。ぜ~んぶろうそくたてにたちました。

3人兄弟の長男の年長MIはやんちゃなところもあるけど、いつもみんなのまとめ役。
お誕生日会の質問タイムでも、みんなの質問の順番をしっかり仕切っていました。

お誕生日会にはお母さんも一緒です。
おなかにいるときはどんな様子だった?生まれたときは?名前に込められたエピソードなど、お母さんはゆっくりゆっくり思い出しながら話します。
一生懸命過ごす余り疲れちゃうことも多い毎日だけど、この時間は子どもが無事に大きくなってくれたことの喜びをひしひしと感じます。
その母の想いをようちえんのみんなは真剣に聞いていました。

さて、誕生日会も終盤。
お待ちかね!おやつの時間。
お誕生日の子どものお母さんがおやつを作ってきてくれます。

年長MIもにっこにこ^^み~んなの顔もにっこにこ^^

笑顔がいっぱい、うれしいうれしいお誕生日会でした。

スタッフ HAR

2011年5月17日火曜日

5/17 森ひろば 

ねっこぼっこの未就園児クラス、森ひろば。

子どもが生まれてから、「お母さん」として家族と日々の生活を過ごす。

「お母さん」は忙しい。

掃除・洗濯・料理・育児・・・自分のために使う時間は24時間のうちの何分だろうか。

でも、日々「お母さん」は子どものため家族のため一生懸命働く。それが当たり前のように。

そんな一生懸命の「お母さん」が森ひろばへ参加すると、子どものことが自分のことが家族のことがさらに愛おしくてたまらなくなる。

なぜでしょう。。。。


さて、今日の森ひろば。

朝の会をはじめようか~というところで、森の散歩道へ走り出すKAZくん。
「森が、オレを呼んでいる~~」って感じで^^

お母さんと過ごす森の中。

    抱っこでお散歩できるのも、今だけ!期間限定の特権!?


    一緒に空を見上げたり。。。


母子のいろんな時間が流れてる。

子どもの世界も広がってます。

果敢にがけをせめるKAZくん。
朝の会からやる気まんまんだったもんね。

登ってはすべり落ち~また登ってはすべり落ち~。。。登る場所を変えて挑みます。

何度かやってみたものの、上から降りてくるSUくんに惹かれて、横の階段で上へ。


この崖の角度、上からみたら結構なものです。


天然の滑り台!?を滑れたことの満足感と達成感いっぱいの笑顔の2人。
横でみていたSENちゃんも滑ったね。お友達がやってるとできちゃうってすごい!

帰りの会は、今日3歳のお誕生日を迎えたTORくんのお祝いをしたよ。

今日はTORくんが生まれた日。そしてAKIがお母さんになった日。

2人がここにいてくれること、そしてみんなでお祝いできること、笑顔がいっぱいの時間でした。

2011年5月12日木曜日

5/12(木) お散歩会議

今日で雨も3日目。

お部屋の中にいたい組とお散歩行きたい組と別れました。

お散歩行きたい組は、年中KA・SO・RI・IT・MIと年少RI・YO。

「どこに行きたい?」

いつもは年長さんが主導権を握っているので、みんな少し戸惑いながら、自分の意見をいう。

「ザリガニ池!!」

「ザリガニ池はいや!下の方へ行きたい」

意見は2つに分かれました。

「どうやって決めようか?」

「じゃんけん!」「ザリガニ池がいい~」「ザリガニ池は嫌だ~」口々に言いますが、どうやって決めるか、まとめる人や意見が出ない様子。

丸くなってお散歩会議。(私もサポートしつつ。。)

自分の意見を持ちながら、周りの意見を聞いて、相手の気持ちに合わせたり、もう一つの案を出して相手を説得したり。。。

結局、山の上を通って、下の方へ行くお散歩コースに決定!
(あれ?ザリガニ池は?)

年中SOちゃんがお散歩コースを復唱して確認してくれました。ありがとう。

み~んな納得して、今日のお散歩コースへと出かけました。

スタッフ HAR

5/12(木) ねっこぼっこ 園児語録

子どもと過ごしていると、かわいい、おちゃめ、おもしろい、奇妙!?な言葉たちに出逢います。

★年少SOくん

桜の木の下には、青い桜の実がいっぱい。

「わ~~~!」といいながら、1個また1個と拾って握りしめる。

「これ、なんだろうね~」と不思議そう。

そして、「あっ、森のおこめかもしれない!」とSOくん。

森のお米か~。鳥さんや虫さんたちが食べるかもしれないから、そうかもねぇ。


★年中MIくん

つつじの蜜を吸いながら、

「この花のみつ、おいしいんだよ」

「はちさんにはないしょですうんだぁ。」

蜂さんのごはんをとっちゃって申し訳なく思っているのかな?
でも、やさしい蜂さんは「食べてもいいよ」っていってくれると思うよ^^


スタッフ HAR

2011年5月10日火曜日

5/14・15 第1回緑と花のフェスティバル

5/14・15 第1回緑と花のフェスティバルがあります。

ねっこぼっこスタッフも参加します。
お時間のある方はせひ遊びに来てください。

予約不要 詳しくはHPをご覧ください。
http://www.city.kasugai.lg.jp/shisetsu/syokubutsuen/fes_top.html

5/10 未就園児クラス 森ひろば

今年初めての森ひろばは雨模様。

大人になって雨の日は憂鬱だけど、子どもにとっては「喜びの雨」、森にとっては「めぐみの雨」。

かっぱをきて走り回る子、カッパを着ないで走り回る子、み~んな楽しそう。

朝の会でかわいいお返事を聞いた後、HARくんは早速一度目のお着替えをしていたね^^


山の中に入ると、ぽつぽつ降る雨も木がかさになってくれるので落ちてこない!!

ありがとう。木さん。




お昼ご飯を食べて、おなかもいっぱいになったから、また遊ぶぞ~。




たんけん、たんけん、おもしろいことないかな? いいものないかな?。。。

あったあった!!



梅の実が、大きいもの小さいもの、あちこちに!

めっけもんを大事に大事ににぎりしめているCHIちゃん。

宝物だね。



楽しい時間はあっというまに過ぎ、帰りの会。

「ともだちになるために」という絵本を歌いました。

♪ともだちになるために ひとはであうんだよ♪

縁あって、この森ひろばでであった仲間。

これから3か月間、どうぞよろしくお願いします。





4/22(金) 鳥が歌っているよ。

朝の会。

近くの木できれいな鳥の鳴き声。

鳴き声の方に桜の花の蜜を吸っている鳥をみつけた子どもたち。

走り寄っていって

「きれいな声で歌っているね。」
「なんという名前の鳥だろうね。」

下から鳥を見ながら、しばし観察。

ワイワイガヤガヤしていると、さ~っと飛び去って行った。

「あ~いっちゃった」と朝の会へ戻る。


朝の会の最中も、飛び去った鳥のことが気になる様子。

「そうだ、今から調べに行こう!」

隣の建物の中にある剥製ゾーンへ。



「尻尾はあんなに長くなかったよね」

「胸は白くなかったよ」

ほんの少しの間だったけど、みんなは色々見ていたんだね。

鳥の鳴き声が聞ける本なども使い、あ~でもないこ~でもないと話す。


結局どんな鳥なのかわからなかったけど、興味がわいたことを調べることの喜びを味った時間でした。




スタッフHAR

4/22(金) まま~、いってきま~す。

今日、初めてお母さんから離れて一人で登園する年少YOSちゃん。

お母さんと離れたくないっていっぱい泣くかなぁって、周りのお母さんたちは気になるけど気にしないふり。

「一応、本人には今日から一人で行くんだよ~って言ったんですけど、わかっているかどうか。。」と心配そうなYOSちゃんのお母さん。

YOSちゃんはいつもと変わらない様子で、あっちへこっちへと行っている。

「さぁ、朝の会するから上行くよ~」とお当番さんの声。


いよいよ、お母さんとバイバイするそのとき。


「まま、いってきま~す」


さっきの変わらない様子で、こういいながらみんなが移動する波にのっていくYOSちゃん。

まだ特定のお友達を遊ぶことではなく、あっちへこっちへ寄り道をするのが大好きなので、みんなの列から徐々に遅れていくものの、「まま~、いってきま~す」と振り返り何度も何度も言いながら、階段を一段ずつ登ってく。

階段を上り終えたころ、みんなの姿はなく、YOSちゃんが最後尾。

もうお母さんの姿が見えなくなった場所からも、やっぱり振り返り、「まま~、いってきま~す」とYOSちゃん。

もうそれは呪文のよう。一度唱えるごとに、YOSちゃんの心の中で「ままとバイバイすること」を確認、納得しようとしているのかもしれない。

YOSちゃんのお母さん、YOSちゃんはちゃんとバイバイしてようちえんに行くことを理解していたし、それを自分なりに一生懸命受け入れているように見えましたよ。

「まま~、いってきま~す」というYOSちゃんの小さな後ろ姿に、大きな心の成長を感じました。


スタッフ HAR

第8回 入園・進級式

4/14(木) 第8回 入園・進級式

桜の花びらがひらひら舞う中、入園・進級式が行われました。



年長・年中のみんなは、一つ大きくなったことへの嬉しさに満ちた笑顔とちょっぴりくすぐったそうでそわそわ。
今日、入園してきた年中さん、年少さんは、緊張してお母さん・お父さんと一緒だったね。



泣いて怒ってけんかして我慢して笑って。。。

いろいろな時間を過ごす仲間になろう。

風に お日様に 森に 仲間に 見守られがら。



スタッフ HAR

2011年 春 ねっこぼっこへの思い~

本腰を入れて森のようちえん活動を始めて 8度目の春がやってきた。
毎年 年頭に 初心に戻り、感謝の気持ちを忘れないように振り返ろうと思っている。

8年前、我が子を自然の中で育てたい
「我が子のために、本腰を入れて自主保育をしよう。仲間を集めよう」
と思い立ち、毎日育児サークルの仲間と自然の中で過ごしていたら、
「普通の幼稚園・保育に入れないで我が子をここで育てよう!森のようちえんをつくろう」
そんな素朴な母親の思いから 森のようちえん ねっこぼっこは始まった。

知識もノウハウも何もなかったけど
でも、我が子と同志がいた。
それで十分だった。

その後、試行錯誤しながら、形になってきた。
でもその形は変わり続ける。
その変化に戸惑いながら苦しみながら対応し、
時には、大事なものを頑なに守り続ける。
多くの出会いと別れを繰りかえし
今のねっこぼっこがある。

普段のねっこぼっこは、穏やかで心地良い。
しかし、時にはとても残酷で、試練を与え続け、私たちみんなを苦しめる。

もう嫌だ! 
気持ちが萎えて、何度もさじを投げたくなる。
続けるって、本当に大変なことだと痛感する。

でも、ねっこぼっこには温もりがある
言葉では伝えきれない、心に感じるやさしに溢れている。

ここが、私の居場所。
ここがみんなの帰る場所になったら、私は嬉しい~
未熟な私はねっこぼっこに育ててもらいながら、巣立っていったみんなが またここに帰ってくるのを待ちたい~
ここで踏ん張り続け、こうして私はここにいる~


さて、2011年度の保育は、年長5人の子どものそれぞれの育ちをしっかり見極めたい。
なにか、ねっこぼっこの保育の大事なヒントがここにあるような気がする。
今からとても楽しみである♪

去年何度も話題になっている、大人の役割分担。
今年は、行事をひとつひとつ丁寧におろしてみようと思う。

いつも思うことはたくさんあるけれど、実はできることは(私は)案外少ない。
だから ゆっくりだけど、少しずつ欲張らないで、心をこめて より良いねっこぼっこになっていく努力をしていきたいと願っている。

毎年、ご縁を頂いているみなさんのいろいろな力があって
少しずつ、よりよいねっこぼっこになっている。
私はそう確信している。

園長 織田

森林療法の上原巌先生。

2011年2月の終わり、上原巌先生がねっこぼっこに来てくださった。

6年前に「メーテレのアップ!」の取材を受け、上原先生が日本での「森のようちえん」のコメント下さったのがきっかけで、それから上原先生の本を数冊読み、「森林療法のすすめ」に「森のようちえん」のことが書かれていてとても勉強になった。

まだ「森のようちえん」の知名度が全くなく、日本のデーターがないなら、日本の森のようちえんのデーターを残したい。丁度、森で育った息子が小学生になる。私にできることは何か?を考え、彼の記録を残したいと思った。
でも、何をどう記録すればいいのかが分からなくて・・・・
思い当たる人々を訪ねてみた。
そして、上原先生にもメールを送った。

すると、とても心温まる丁寧で的確な返信が返ってきた。
今でもその返信メールを大事にしている。
その返信を頼りに 私なりに追跡調査と比較調査を行っている。

それがご縁で、「日本森林保健学会」に仲間入りをさせて頂いている。
上原巌先生のご紹介
上原研究室HP www.geocities.jp/ueharaiwao/
みんなの森ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/ueharaiwao
日本森林保健学会 http://www.forest-humanhealth.com/

ねっこぼっこに来てくださった先生は、子どもたちに「いわおです」と言うと、大喜びで子どもたちは「きゃ~~いわお~」「いわちゃん~」「いわお先生」と、子どもたちは先生の手を取り合って歩いていく。

それから、先生は、すごくすごく高い木に登って、子どもたちだけでなく、大人からも尊敬!!

先生の優しいまなざしと口調で、おもしろいことを言われるのが また おかしくて・・・・
すぐに子どもたちみんなの人気者♪

保育後に保護者たちが集まり、短い時間でしたが、先生からお話を伺いました。
デンマークの森のようちえんを立ち上げに関わった方と偶然 知り合いになったこと
先生の子どもの頃のビー玉のお話(上原研究室HP www.geocities.jp/ueharaiwao/)
森の良さ、森で育つ子どものこと、小学校のこと、を伺った。
ねっこぼっこかあさんは、真剣に先生の話を聞き、質問をされていた。
もっと先生のお話を伺いたかった~

私は、子どもは「たいくつすることが大事」と先生のビー玉の話で「間違ってもいい」ご自分の幼な心に強い信念をもたれたことが印象的でした。
私も先生みたいに、「間違ってもいい。自分の心の信念を貫ける強さを持ちたい」と願いました。

先生とおさんぽができて幸せ♪~そして、いいお話を伺えて、本当に幸せな一日でした。
先生 本当にありがとうございました。

園長 織田