2015年11月13日金曜日

「どんぐりまつり」

ねっこぼっこがおまつりを始めて 数えてみたら15回目

今まで積み重ねてきたもの 続けてきたこと 毎年思ってきたこと(もっとシンプルに)
いろいろ思うことがありました。

今年は思い切って、身近にあるどんぐり・・・
もう少し子どもたちと ゆっくり「どんぐり」を味わい深めたいなぁと思い
毎年恒例の内輪で楽しむ「どんぐりまつり」を
お客さんをご招待する「ねっこぼっこまつり」と一緒にする方向にしたいと伝えました。
(大きな行事をひとつ 減らすことって・・・増やすのは簡単だけど減らすのはね~)


なぜか 私はどんぐりにときめくのです♪ 
(もしかして ここが 伝わったのか?)
思ったよりも 周りの反応はスムーズで 理解を得られました。 
ほんと 感謝です~

そして「ねっこぼっこまつり」から 名前を改め 「どんぐりまつり」になりました

毎年 おまつりをする前に お母さんたちとスタッフが会議を重ねます。
手間暇をかける大変な作業です。
おまつりは、お母さんたち中心に 準備を進めます
今年は、今までの内容とは 大きく変わるので おまつり係りさん スタッフは大変だったのかも・・・・・

さらになんと!
今年はどんぐりが例年なく少なくて 手間なく手に入るどんぐりが落ちていなくて、
「足りない・・・・」気が付いたお母さんたちが声をかけてくれて 
家の周りやあちこちへと どんぐりを求めて歩いてくれました。


その甲斐があって、いろんな種類のどんぐりが集まり、
嬉しいことに、食べられるどんぐりもゲット♪(ここが 大事)

保育中 当番のおかあさんや子どもたちがどんぐりの皮むきをしていると
「これ なんて名前のどんぐりかな?」
「これ どんな味?」って、どんぐりをパクリ
おいしいのやら まずいのやら ぺって吐き出しちゃうのやら・・・
かわいい顔が さらに かわいくなりました

生でもおいしいどんぐりを炒ると さらにおいしくなるので
サプライズで 炒ってみました~

みんな 食べてびっくり!

みんなで急遽
おいしいどんぐりも元へ どんぐり遠足に行くことに決まりました♪

そんなこんなで・・・・
忙しくも 楽しいどんぐりまつりの準備が進みました。

皮をむいたどんぐりは 年長さんと年長かあさんのお仕事で
あく抜きをして 天日干しをしてくれて、どんぐり粉を準備してくれました。
当日は どんぐり晴美先生が現れ 3分間クッキングで
おいしいどんぐり餅ができました~  
(ありがとう おいしかったよ~ ファンが できたかも・・・・・ふふふ)

























年長さんは 当日の受付の担当おさんぽを楽しむ誘導係り、そして、年長のお店

元は 子どもがお店屋さんごっこをやりたいと言い出したのがきっかけで
お祭りが始まったのです。

年長さんは 家から 大事にしていたおもちゃや絵本 
手作りのペンダントや割りばしピストルを出店のために持ってきてくれました。

炒って食べたあの日のお鍋をゆさゆさしていた子どもたちの姿・・・ 
どんぐりをおいしいと食べていた子どもたちの姿が かわいくて
もう一度 あの日を再現?と、欲張ってしまった私は 炒りどんんぐりを提案
「いいよ」と 年長の子どもたちが引き受けてくれたので
前日 どんぐりをみんなで拾い集め 何個でいくらかな?と相談して決めて、
どんぐりを入れる袋を 折り紙で折って 看板を作り準備をしました。

どんぐりを買ってくれて ありがと~
義理買いも ありがとう 
年長の収益は 年長さんの活動費に使わせて頂きます(別の財布)




























そして、お祭りでは
どんぐり染は、布と袋を染めました。

収穫ふくろは、新入さんにお渡しする分と来て下さったお客さんへのプレゼント
布は、クリスマス会(感謝の日)に お母さんから我が子に贈るプレゼントと
年長の卒園製作で編む布ぞうり、年中の縄跳び用です。


それから 子どもたちの「おおきなかぶ」
これも毎年恒例で 年長になったら 出番がくることを楽しみに待っています。
「何の役やろうかなぁ」
「どんな服 きようかなぁ」
いろいろ 思うことが 膨らむようです

次は 僕たちの番だね~
ちびっこたちも 思いが芽生えます


ひとつ減らしたことで
得たものは 大きかった「どんぐりまつり」


準備をしてくださるお母さんたちの姿をみて 感謝の気持ち
子どもたちが思いを あたため巡らす姿 
準備するかわいい姿に 成長を感じて感激

当日も がんばった子どもたちと お母さんたちにも 感謝と感動
頑張った分だけ うれしいこと つらかったこと 楽しいこと
いろんな思いができたね~

そして来て下さったお客さんにも 心から感謝です

子どもたちに逢いに来てくれて ありがとう
子どもたちを見てくれて ありがとう
楽しんでくれて ありがとう
素敵な笑顔をくださって ありがと
至らなかったことも いっぱいあったと思いますが、
幸せなひと時を 頂きました。

みんな ありがとう~

























園長 織田敦子

0 件のコメント:

コメントを投稿