2019年12月15日日曜日

年長母 信じて待つ、ときどき走る

「信じて待つ」

うちには、長男、長女、次男、次女と4人の子どもたちがいる。
今、そのうちの次男が、年長さんとしてねっこぼっこに通っている。

人によりけりだと思うからこういう事は他人にいちいち言わなかったけれど、
うちでは、うちの子どもたちはそれぞれ山や海から命を頂いてきたと信じていて、
じっさい頂いてきた山や海またはその時の状況と子どもたちの性分は
不思議なほどマッチしている。

次男のときの登山は3歳長男、
1歳長女を連れての西穂高岳というなかなかキツイものだった。

もし今同じことをやれと言われてもとても出来ないとお断りしたいほど。

登山したのが中秋という季節的にも、体力的にも、
時間的にも本当にぎりぎりの山行きでなぜあの時西穂だったのか、
3歳長男もよくまあ登ったものだ。

下山で小走りにロープウェイ乗り場に駆け込んで、
最後の運転に間に合った時のことも、
下山後のヒュッテで入った新穂高温泉のお湯の気持ちよかったこともよく覚えている。

下山しながら振り返った、紅葉に包まれた稜線の美しさに見とれたことも。

次男のねっこぼっこ生活は
あの登山に負けず劣らずなかなか体力を消耗するものだったけれど、
年長になり目覚ましく成長した子を見てとても嬉しかった。

次男の中に、確かにあの時振り返って見惚れた紅葉の稜線が見えた。

でも、まだだ、という出来事がまだ起こる。
まだ私は下山していないな、と思わざるを得ない。

無事に下山できるのかどうかも分からなくてヤキモキするけれど…

必死に走ればまた間に合うかもしれないな、とどこか楽観的に思える自分もいる。
あの状況での登山と同様にもう一度コレをやれと言われたらお断りしたいけれど。

信じて待つ、そしてときどき、ひた走る(笑)

それが次男と私のねっこぼっこ生活なのかも。
年長RY母

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