二学期の締めくくりの行事と言えば、
ねっこぼっこ恒例のクリスマス会🎄
またまた初参加の私。
ずっと楽しみにしてきた私。
我が息子の為に、慣れない苦手な針仕事を幾日も掛けてバンダナを完成させた私。
それぞれが子どもの喜ぶ顔が見たい一心で色々な事を準備してきたお母さん達。
さあはじまります。
園児達がひとりひとり手作りのろうそくに火を灯す瞬間が。
とっても厳かな空気感に包まれると言う
楽しみに待っているけど
あれー??
いつまでたってもその時は
はじまりません。
おや??
なんだか扉の外で!
まさか、まさか!!
あの園長あっちゃんが、
年長R君に 諭している様子
厳かなイベントは?
どうした??
あっちゃんが、本気で
子どもと向き合ってます
どうやったらR君に響くのか?
年長さんです。
今、このねっこぼっこに居るあいだに
伝わって欲しいと願う気持ち。
今まで何度も何度も伝えようとして来た事なんだよ。
ここを巣立ってしまえば、
もう諭すことは出来ない
謝れば許してもらえる
ただそれだけのこと
だけど
彼のことを考えたら
それだけで済ましちゃいけない気持ちが
込み上げてきて…
そんなあっちゃんの渾身の親心。
私はその場に居て痛いくらい伝わりました。😭
叱る方も、叱られる方も、それを見ているR君のお母さんも
みんな心が痛いよね。🥺
あっちゃんが考えた落としどころはR君に次のどちらかを選ばせる事でした。
ろうそくの火を灯す事をあきらめる。か、
その後に待っているケーキをあきらめるか。
どちらを選んでも我慢です。
泣きじゃくっていたR君は、結局ケーキを諦める事を選択し、
やっと、ろうそくの火をつける瞬間🕯が始まったと言う訳です。
それはそれはいつもとは違う雰囲気で始まりました。
シーンとした静けさのなか、
園児ひとりひとりがろうそくに火を灯していくその姿に引き込まれながら、
私は、さっきの出来事がもし我が子がした事だったら??
なんて考えてしまっていて…
多分、いや間違いなく、私なら
泣きじゃくる息子と一緒にその場から逃げていたに違いないと。
そしてみんなから離れたところでめちゃくちゃ息子を叱りつけていたと。
でもあの時、R君のお母さんは
逃げないで、真正面から向き合って居ました。
目に涙を浮かべながら。
大きな声で叱りつけるでもなく寄り添って、向き合っていました。
私の尊敬するお母さんのひとりです。
母としてあるべき姿を見せて貰ったような気がしました。
園長であるあっちゃんには園児を思う本物の気持ちを見せて貰ったような気がしました。
我が子を叱るように誰かの子を真剣に叱るなんて簡単に出来る事ではないよね。
だから、いつかR君に響いて欲しい。
ねっこぼっこのみんながあなたと真剣に向き合って来た事。
諭そうとして色々試行錯誤してきた事。
全て、ねっこにはあなたへの愛があるからだよ。
あっちゃんはいつも言います。
「何が正解かはわからないのだけど。」って。
でも、子どもから逃げてはいけないんだよね?
見たくない姿も見せられてしまうのが、この森のようちえん ねっこぼっこです。
目を背けてしまいそうな事もたくさんあるんだよね。私も経験しました😭
私はまだまだ新米母です。
R君がねっこぼっこで過ごしてきた日々に何があったかなんて
実は、ほとんど知らないのだけど。
生意気にもそんな気持ちになったクリスマス会の出来事でした。
最後に…
お昼のお弁当タイムでの一コマです。
みんなにケーキ🧁が配られました。
でもR君は約束どおり食べられません。
さあどーする??
あっちゃんはみんなに配り終えてからR君のもとへ。
「今日はRが食べられないから
あっちゃんも食べないでおくね。」
と一言。
あー
なんて人だ。この人は。🙇♂🙇♂
私なんて、その横で
平気な顔してケーキにかぶりついていると言うのに😜😜😜
なんて優しいのだろう。😭
いや優しいって言葉じゃ足りない。
R君のお母さんはといえば
「あっちゃんはお母さんより優しいねー
私は食べようとしてた🧁」
なーんて笑っているではありませんか??🤪
はい。参りました。🙇♂
やっぱり私の大好きなお母さんTやん。
勝手に肝っ玉母ちゃん認定です。
今までは、我が子が年長さんの背中を一生懸命追いかけていると
思っていたけれど、
私も、私こそ年長母さんの背中にたくさんのことを
教えられて来たんだと気付かされました。
そしてクリスマス会のとりは
年長母さんによる白雪姫の劇🎁
サプライズでした。
とーっても楽しませてもらいました。笑いあり、涙あり。😂
こんな素敵なクリスマス会は人生初です😍どこにもありません。
お金では買えないクリスマスプレゼントをたくさんたくさんもらいました。
もう感無量です。🤩🤩
みんなで作り上げた、このクリスマス会🎄
まだまだ締めくくりの行事ではありません。
締めくくりの卒園式が楽しみでもあり、
そんな年長さんとの別れが迫りつつあることに、
じわじわ悲しいやらさみしいやら。です。
いやいや、でも、それでも、だからこそ……
さあ、
次はどんな素晴らしい景色を私達に見せてくれるでしょうか??
そんな年長さん、年長母さん達に乞うご期待🎉🎉。
年少母、Mでした🙇