森のレストラン

この日は野外料理の日でしたが

年少女子３人は火に興味がないらしく

ずっと森の中で遊んでいました。

葉っぱで泥や木の実を巻いて

「のりまきです」と持ってきてくれます。

　「デザートください」

「何がいいですか？」

「チョコケーキ！」

「はい、分かりました！」

そして持ってきてくれた、どんぐり帽子ケーキ。

なんかホントにチョコケーキみたい。

それぞれ主張の強そうな女の子達。

「バトルが楽しみだね」とお母さん達は笑っていたのに

今のところ激しくけんかしたりせず、仲良しです。

いちばん体力のないRちゃんを、

他の2人が面倒みてあげる場面がちらほら。

今日も崖のぼりで転んで大泣きしたRのところに

2人と、真ん中組のジェントルマン兄さんと3人が

「どうしたのー？」と駆けつけました。

Rはちょっとやそっとじゃ泣き止みませんが

3人が余計なことは言わず、Rの前をスイスイ上っていくと

しゃくりあげながらも同じように上り始めました。

Aちゃんがときどき手を引いてくれて

てっぺんまで初めて上れました。

階段を上るときも手をつないでくれて

お姉ちゃんみたいなAちゃんです。

たっぷり遊んで下に戻ると、

おいしいご飯とお味噌汁ができていました。

火の番をしてくれたみんな、ありがとう。