2016年1月29日金曜日

すもう大会

子どもたちがすもうを取りたい、という願いを受けて、すもう大会が行われました。
今回は2日前に年長たちと園長のあっちゃんが景品のおやつ買い出しに行くという力の入れっぷり。
帰りの会の絵本で『ネズミのすもう』の話を聞いたからか、何人かは今日に向けて「おもち食べてきた~!」という園児も。

はじめは園児の指名制で大きい子から指名して相撲をとっていきます。
行司ははじめ年長さんが。
「はっけよーい・・・のこった!」
合図とともに相撲がはじまります。
一人一人、みんな真剣。
見てるこっちも真剣。
「がんばれ~~!」
「がんばれ~~~!」
森の中を皆の声が響きます。
















勝って、ガッツポーズをする子、「大丈夫?」と倒した相手を気遣う子、
負けても楽しかったのか笑っている子、かと思えば、悔しくて皆に見られないように後ろを向いて肩を震わせて泣く子、
みんなそれぞれのすもうの時間が過ぎていきます。

ちびっこ組も、大人もすもうをとりました。
大人のすもうは迫力あったのか、子どもたちもどよめきます。
大人対年長Harのとりくみも。

















お茶休憩をして、次にトーナメント戦。
あっちゃんの「トーナメント戦に出る子~?」との問いかけに、1位~3位のおやつの景品を賭けて、園児全員が参加に手を上げます。
トーナメントは片側に年長が固まるというハプニングが。
強い子同士が当たる、これもまた運。

真剣な取り組みが進んでいきます。
年少が年中に勝ったりすると周りがどよめきます。
















優勝候補年長Harは強い強い!はじまって素早く突き出しで勝ち進みます。
年長Suiは力が強く、組みながらも粘り勝ち。
年中Omoは女のこと取り組むとき優しくてジェントルマンだなと改めて感じました。
体が小さい年少Jotは実は力があってびっくり。
みんなの取り組みを見て、新たな発見が沢山あります。

そんな中、決勝戦に勝ち進んだのは
年長Harと、何と年中をやっつけた実力派年少Yut。
周りも応援に力が入ります。
でもやっぱりHarは強かった。素早く突き出しです。
3位決定戦は、年長Suiと年中Omo。取り組みの末Suiが勝ちました。

1~3位に景品が配られます。
喜ぶHarとYutに、











































景品をもらってもこらえられず悔し泣きをするSui。
負けてやっぱり悔しくて、皆の取り組みが終わってから泣き出す年長Koh、Chi、年中Kin、年少Io。
トーナメントがわかっておらず、弁当タイムが始まって、すもうが終わってしまったことを気づき泣き出す年長Toy。
そんなみんなの姿をみて、真剣さが伝わって、こちらもホロリときてしまいます。


我が娘、年長Miyは「悔しくはないけど、あっちゃんが腰をつかむって言ったのに、肩を捕まれていたかった!ルールが違う!」と…
悔しいくせに天邪鬼のは相変わらず、意外と細かいのだなと気づきました。

真剣に一対一のすもうで戦える。
全力で戦って、楽しむ、喜べる、悔しがる。
皆の絆が深まった3学期だからこそ、感じる思いがある。
みんなとても成長したね。
そんな成長を間近で感じられる。
母としてこの上ない幸せな一日で、寒い冬の日ですが心がジーンと温まりました。

年中、年少さんは来年はどんなふうに成長して力を付けていくのかな?
とても楽しみです。

良い一日をありがとうございました。

(年長Miyの母)




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