2010年10月28日木曜日

10月28日野外料理


たいがい野外料理のメニューは 味噌汁とご飯

子ども達は特別いい顔をします


葉っぱを集める

料理するところを見る

火をつける

火があつい あたたかいと感じる

火のにおい 料理のにおいをかぐ

火の音を聞く

そして同じ釜の飯を食う



感覚を共有するという機会が

野外料理はバツグンにある



野外料理の日になると たいてい男の子達は「おれが火をやる!」と言って

炉の取り合いをします 

男の子達にとって火を燃やすことは、とても気合が入り

気持ちも燃えるみたいですね

ところがところが なかなか火はつかないんですね~ 

経験を積まないことには・・

もちろん燃料が原始的でその辺の枯葉や枝木なので

難易度は高いですよ~


火の接し方で 子どもの性格が出てくるから見ていると本当におもしろい

ボウボウに燃やす子

自分の火に手出しさせない子

火が消えかけ どうしたらよいかわからずに

走って逃げてしまう子←そのまま炉には戻りませんでした

たいてい なかなかつかずに イライラしはじめますよ

でも 最近になって気付きました


いままで 子どもから

「どうやったら火がつくの?」

と聞かれたことがないんです

はてどうしてでしょう?

とにかく試行錯誤しています

聞かれないから答えないし 

そのまま火がつけれなかった子は また次回への課題です


植物とか生き物とかよく質問があるけど

火に関しては 聞くという選択肢が たぶん子どもにはない 



自分自身がどうしたいか? ってこと?

私はいったいどうしたいの? って人には聞かないし

でももしかして 子どもにとっては

そういった次元のことなのかもしれない


火と向き合うことは 自分と向き合うこと

ではなかろうか…


次回の野外料理はどんな自分に出会えるか

どんな気持ちを共有し合えるか

楽しみだ


(スタッフER)

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