2014年9月6日土曜日

★2014.9/6 (土) ~柴田愛子さんと深呼吸 ♪ ~





秋晴れのこの日、ねっこぼっこ10周年記念 「柴田愛子さん講演会」を開きました。

柴田愛子さんといえば… 「りんごの木 こどもクラブ」や 絵本「けんかの気持ち」で有名な 憧れの方です。

絵本「けんかの気持ち」は ねっこぼっこの 帰りの会で くりかえし 読み継がれてきた一冊。

何が「ステキ!」といえば、そのストーリーに大人都合の解釈がないこと。と個人的には思うのです。

何かの教訓も…けんかの理由ですら 書いていない 絵本。

子どもの 「けんかの気持ち」に添った この絵本に ハッとさせられてきました。

そんな眼差しを備えた 柴田愛子さん の体験からくるお話は、
(※参加者の方のご意見をお借りしまして)

まさに!
※「笑って笑って、 同じ思いもたくさん、 教えられることもたくさん!」

※「子育てしていると  知らず知らず 呼吸が浅くなっていますが、愛子さんのお話を聴いて 今日は大きく深呼吸できた!」のではないでしょうか。

ねっこぼっこでも 大切にされている「子どもの心に寄り添う」こと。
 いったい 私にとって、それはどんなこと?
日々、迷いや葛藤は尽きません。


※「子どもを丸ごと受け止めたい!と思う気持ちと キチンとしてほしい!というしつけの気持ち」

例えば、公園の水道…

子どもは大好きですね、水遊び!
蛇口をひねれば水が バシャーーー!
何度も何度もひねりますよね。
水の飛沫に歓喜したり、まるで研究者のように水圧の謎に興味津々だったり…

…あなたはどうしていますか?

全国で見られる この光景。
同じ子どもの現象に対し、大人の反応は 地域差もあるようです。
ある所では「止めさせます、水がもったいない」
またある所では「水道は公共物だから遊ぶのもいいでしょう」
そして、「水道代は子どもの研究費として割り切ってしまおう!」という反応も。

「子どものやりたいこと(遊び)を保障してあげたい」と思いつつも
私達 大人の頭は忙しく動いてしまうようですね。
…あれは いいのかしら??
…わるいのかしら??
…しつけるべきかしら??

そんな葛藤の溝を埋めてくれるようなアイディアを 愛子さんのお話から沢山学べた気がします。

遊びは子どもの養分!
誰でもなく、「その子」にとって必然性がある体験(遊び)は その子の養分になるのでは…

可燃ゴミと 不燃ゴミを 上手に分けられる子どもが
実際に 紙を火で燃やしてみた時の
「わあーー! 燃えた!燃えた!」という発見と感動。

葛藤の溝がますます 埋まってきたような気がします。

※「まずは 子どもの、水道の水遊びのおもしろさを受け止めよう~
でも、もったいないな~ってことも伝えていきたいな~」


参加された皆さんと、このような心ほぐれる学びを共にできたことに
感謝いたします。

足をお運び頂き、私達 保護者の 手探り、手作りで開いた講演会にお越しいただき 本当にありがとうございました!


おかげさまで、10月1日でねっこぼっこは11周年を迎えます。
11月には ねっこぼっこ祭を開催いたします。

これから ますます 秋深まる
豊かな森で
皆さまと 再会できる日を楽しみに
お待ちしております。


【※「~~~」の内容は 講演会の参加者の方から頂いたご意見をお借りいたしました。同じ思いをされている方がいることは本当に心強く思いました。ありがとうございました。】

園児母


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