2010年12月27日月曜日

12月6日 お見事!

今日のような日こそ、子ども達の世界が広がり、子ども達の楽しそうに
している空間がうらやましくなる程の光景があったでしょうか。。
今日の活動場所は、地面に芝生が広がり、周りを建物で囲まれた一空間です。
羊毛で工作(ママへの園児達お手製のクリスマスプレゼント♪)をしました。
おさんぽには出かけない日なので、作り終えた子からこの空間で
思い思いに遊びはじめました。
ふと見ると、年長~年少さんを混じえて5人の子どもの輪ができています。
どうやら5人の中から2人組み選んで、かけっこ競争をしている様子です。
その輪の中には、子ども達なりの役割があるように見てとれました。
2人組みを決める人、2人組みになる人、その中間にいる人…
ルールを決めたりペアを選んだりする中心になる人物…は、年中男児KTのようです。
年長女児AMは、彼にちょくちょく助言をしています。
その他の年中女児MH、KH、年少男児SKの3人は中心の人に従っている。
さらに、その従う3人の中でも取りまとめ役がいるようで、年中KHとみてとれます。
中心の人の指示にまとめ役年中KHが納得できればゲームが進み、
納得できなければその間に年長AMが入り、何やら話し合い…。
大人が決めたわけでもなく自然と子ども達でやっている。
走る人数が変ったり、走るコースが変ったり、ゲームの内容も
あれやあれやと変わりました。
変るたびに何やら話し合い、実際ためしてみてはまた話し合い。
また、そんなかたわらで年中男児RUが、ながいなが~い板を見つけて、
ずるずるとひっぱってきました。
これには子ども達がとびつかないわけにいきませんね!
この板が、子ども達の手によって七変化します。
ある時は板渡り?、ある時はすべり台、ある時は電車に…
みんなで力を合せてわっしょいわっしょいと、あてもなく運んだかと思うと、
最後には、みんながきゅ~きゅ~に乗ってシーソーがはじまっていましたよ。
(一人では持てない重さだから、きっとみんなで運んでバランス調整をしたのでしょう、
ちょっとしたコンクリートの凹凸に板の中央部分をうま~くのせて…)
乗っている子ども達の順番にも、あ~やっぱりねと思わせるものがあり、
思わず吹き出してしまいました。
大人のいない子どもだけの世界。
自然にできあがる役割や遊びのルール。
なんともお見事!です。
これからもどんな子ども達の世界が見れるのかな。
(スタッフER)

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