2019年8月30日金曜日

ねっこぼっこの保育 えりこより


色んな考え方 指導方法 実践あると思います
あくまで自然のなかで活動する
ねっこぼっこの保育実践です

ねっこぼっこでは、大人の存在も環境のひとつ
かなと考えています

ねっこぼっこで「見守る」とは…

いつでもなんでも OKでは ないんです
ここでも、もちろん個人差はあるけど

危険なことや周りに迷惑をかける
人として良からぬ行為などが
あった場合にねっこぼっこでは
どうしているか…

そういう場面に出くわした場合は
やはり少し長く経験してきた大人として
助言が必要かなーと思います

子どもの気持ちも大切だから
どうしたかったのか?
どうしてなのか?
ちゃんと 聞けたらいいですね

それから
人としてのモラルや
相手の立場になっての気持ちや
周りのことや大事なことは何か?
伝えてあげる必要があると思います

自由に遊ばせてあげることとの
さじ加減は難しい点ですね


例えば棒

森に入ると、棒は子どもが自然と手にする
アイテムです

これは不思議な人間の無意識にする行動

大人の想いに反して、拾ってしまうのです

棒に対しては、個人個人で気になり方が
違うと思うのですが…

ねっこぼっこでは、
長さや扱い方は気にしています

例えば、
どう見ても 扱えないような
身の丈に合っていない長さの棒を持っていたら…

人に当たる恐れのある時は、
お友達に当たらないように注意してねと
(自分には長すぎることすら本人は
気づいていないこともあります)と伝えます

人に当たるとわかってまだ振り回す時は
年度も 注意を繰り返します

周りの子には、近づかないように伝える
(自分の身を守ることも必要!)
それでもだめなら誰にも当たらないところ
にその子ごと移動してしまうことも手です

チャンバラごっこも、
時と場合によっては、止めてしまうかも

ケンカに使うのは 困りますね

ようちえんではケンカについて、
一対一でやる
素手と素手でやる
どちらかが辞めたくなったらやめる
というルールがあります
「柴田愛子さんより拝借」

また、お誓いや約束事もあります
伝えたいことは 繰り返し伝えていきます

あらら?
文字にすると結構な口うるさいようちえん
って感じがしちゃいますね~


でも、まあ不思議!
そういったことを繰り返していくうちに
子ども達の棒の扱いが上手になりだすんですよね

そして、周りの危険回避!?の仕方も
なんだか上手になったりして

いやぁもうそうなったら一人前の森っこです!?


子ども同士のトラブルで、
どうにもおさまらない時などは、
ねっこぼっこのお誓いやお約束ごと
などの原点に立ち返り、

あっちゃんや大人が子どもたちと
お話しをすることもあります。

大きな子どもが介入し
小さな子どを諭すこともあります

微笑ましい光景です

大人同士の意見のすり合わせも
とても大事になってきます


大人だって
なかなか直せない欠点も失敗も
まちがえちゃうこともあります

子育て間もないママさんだと 尚更…
軌道修正しつつでいいのかな~
って思います

ねっこぼっこは子どもだけではなく
大人も学び合い、育ち合っています

ねっこぼっこの保育実践は、
園長あっちゃんが今までにようちえん
支えてくれた仲間たちと切磋琢磨して
築き上げたものをベースとしています

あっちゃんが大人にも
アドバイスしてくれます

「親だって 間違えるよ
間違ったら 謝って直す
やっぱり違った…
だっていいんです

何度でも軌道修正して
しっくりいくまで 何度でも…

お互いを知って 理解して
日々 安心して 信頼して
楽しく 笑顔で過ごそうね」

ほっとできるうれしい
アドバイスをしてくれます

今までに築き上げられたものの温かさを
感じたり、支えられたりしつつ、
これからも保育実践できたらいいなと思います

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