2019年8月31日土曜日

がまんも時には必要


ねっこぼっこの保育では、
「がまん」の大切さを伝えています

小さいうちから我慢をする必要があることを伝えています

人と関わるうえで自分の想いを伝えたり、
相手の気持ちを考えることを大切に思っています。

なかなか自分の意見を言えない子どもが
言えるようになった成長も
ちゃんと見てますよぉ

保育で戸惑うことがあれば、
スタッフと保護者で実際に事例をあげながら丁寧に話し合っていきます。

ねっこぼっこには、
保育のマニュアルはありません

自分のものさしで
どのように図るか
どのように気づきを得るか
大人は常に試されます。

そこが、ねっこぼっこ

ひとりひとりの育ちを見守って補う保育の
伝わりにくいところなのかもしれません。

「わたくしたちは 森や人を
大切にいたします」

これは、ねっこぼっこの朝のお誓いです

もっとねっこぼっこの保育を知りたい方は
ぜひ遊びに来て下さい。
ぜひいろんな気づきを共に味わいましょう

あつこ


2019年8月30日金曜日

ねっこぼっこの保育 えりこより


色んな考え方 指導方法 実践あると思います
あくまで自然のなかで活動する
ねっこぼっこの保育実践です

ねっこぼっこでは、大人の存在も環境のひとつ
かなと考えています

ねっこぼっこで「見守る」とは…

いつでもなんでも OKでは ないんです
ここでも、もちろん個人差はあるけど

危険なことや周りに迷惑をかける
人として良からぬ行為などが
あった場合にねっこぼっこでは
どうしているか…

そういう場面に出くわした場合は
やはり少し長く経験してきた大人として
助言が必要かなーと思います

子どもの気持ちも大切だから
どうしたかったのか?
どうしてなのか?
ちゃんと 聞けたらいいですね

それから
人としてのモラルや
相手の立場になっての気持ちや
周りのことや大事なことは何か?
伝えてあげる必要があると思います

自由に遊ばせてあげることとの
さじ加減は難しい点ですね


例えば棒

森に入ると、棒は子どもが自然と手にする
アイテムです

これは不思議な人間の無意識にする行動

大人の想いに反して、拾ってしまうのです

棒に対しては、個人個人で気になり方が
違うと思うのですが…

ねっこぼっこでは、
長さや扱い方は気にしています

例えば、
どう見ても 扱えないような
身の丈に合っていない長さの棒を持っていたら…

人に当たる恐れのある時は、
お友達に当たらないように注意してねと
(自分には長すぎることすら本人は
気づいていないこともあります)と伝えます

人に当たるとわかってまだ振り回す時は
年度も 注意を繰り返します

周りの子には、近づかないように伝える
(自分の身を守ることも必要!)
それでもだめなら誰にも当たらないところ
にその子ごと移動してしまうことも手です

チャンバラごっこも、
時と場合によっては、止めてしまうかも

ケンカに使うのは 困りますね

ようちえんではケンカについて、
一対一でやる
素手と素手でやる
どちらかが辞めたくなったらやめる
というルールがあります
「柴田愛子さんより拝借」

また、お誓いや約束事もあります
伝えたいことは 繰り返し伝えていきます

あらら?
文字にすると結構な口うるさいようちえん
って感じがしちゃいますね~


でも、まあ不思議!
そういったことを繰り返していくうちに
子ども達の棒の扱いが上手になりだすんですよね

そして、周りの危険回避!?の仕方も
なんだか上手になったりして

いやぁもうそうなったら一人前の森っこです!?


子ども同士のトラブルで、
どうにもおさまらない時などは、
ねっこぼっこのお誓いやお約束ごと
などの原点に立ち返り、

あっちゃんや大人が子どもたちと
お話しをすることもあります。

大きな子どもが介入し
小さな子どを諭すこともあります

微笑ましい光景です

大人同士の意見のすり合わせも
とても大事になってきます


大人だって
なかなか直せない欠点も失敗も
まちがえちゃうこともあります

子育て間もないママさんだと 尚更…
軌道修正しつつでいいのかな~
って思います

ねっこぼっこは子どもだけではなく
大人も学び合い、育ち合っています

ねっこぼっこの保育実践は、
園長あっちゃんが今までにようちえん
支えてくれた仲間たちと切磋琢磨して
築き上げたものをベースとしています

あっちゃんが大人にも
アドバイスしてくれます

「親だって 間違えるよ
間違ったら 謝って直す
やっぱり違った…
だっていいんです

何度でも軌道修正して
しっくりいくまで 何度でも…

お互いを知って 理解して
日々 安心して 信頼して
楽しく 笑顔で過ごそうね」

ほっとできるうれしい
アドバイスをしてくれます

今までに築き上げられたものの温かさを
感じたり、支えられたりしつつ、
これからも保育実践できたらいいなと思います

2019年8月29日木曜日

時々森ひろば参加のお母さんからの質問で


時々森ひろば参加のお母さんからの質問で、子どもとどのように遊んだり接していいか

わからない、というお母さんがいます。

(園長あっちゃん)
私も 保育士だったのに 最初我が子とどう接していいか?戸惑いましたよ
誰でも最初は みんな 一緒です

おススメは
まず、お母さんの力を抜いてみて下さい
それから 外でお子さんを自由にしてみてください。

そして、お母さん自身が外の空気を吸って
深呼吸して、耳を澄ましてみてください。

お母さんは何を感じるでしょうか?

風を感じますか?

何の音が聞こえる?

自然の中だったら?
ひんやりした空気?

風の音?
草の匂い?
小鳥の声?

子どもの表情をみてあげて…
どんな顔してるかな?
なんて つぶやくかな?

(スタッフえりこ)
お母さんが感じたことをお子さんに
ゆっくり語りかけてみて下さい。

抱っこと言えば ぎゅーーーって
または、優しく抱いてあげて

歩かなければそのまま
歩かずにそばにいてあげて、

子どもは何をみてるんだろう?
目線を追ってみて…

考える前に 感じてみて
子どもの心を…

お子さんがゆっくりと動き出すのを
見守ってみるのもいいですね

そして、一緒にいてくれる仲間がいると
よりいいですね

まだ小さいお子さんはそれでいいかなと思います。

(あっちゃん)
子どもは 応えてくれるより
聞いて欲しいだけのこともあります

オウム返し
子どもがしゃべった言葉をそのまま
口にするだけ


(えりこ)
だんだんお子さんが大きくなるにつれ、

行動範囲も広がり、

自我も芽生えてくると、

どこまで見守ってよいか、

という疑問がでてくると思います。


そういう疑問の中にいる方へは

少しねっこぼっこの保育を紹介してみたいと思います。

2019年8月27日火曜日

ねっこぼっこ年間スケジュール

ねっこぼっこ年間スケジュール

4月 入園式&進級式 
みんなで手作りの入園式&進級式




5月 安全教育
スタッフ・保護者・園児合同
保育の心得をシェアし、万一の事故や災害時に備えた
シミュレーションを行います

おさんぽの森 
OB園児の活動
子ども達のゴールデンウィークの楽しみです



にじみ絵 週1(冬季除く)
小さな子から大人まで楽しめる癒しの絵画活動



 
   野外料理 月2回 
園児が火おこししてみんなで同じメニューをいただきます



6~9月 ザリガニ釣り 
夏の風物詩


6月 オープン保育
スタッフ・保護者・園児合同
ねっこぼっこに一般の方も遊びに来ていただきます

合同森ひろば
未就園児の親子おさんぽ“森ひろば”・ねっこぼっこの
保護者・園児合同
園児が火おこししてみんなで野外料理をいただきます

6月 グループワーク 
スタッフ・保護者
お母さんもスタッフも大切なコミュニケーション
協同運営・保育の下支えです


7月 七夕会 
スタッフ・保護者・園児合同
浴衣を着て笹を用意して短冊を飾ります
おすもう大会、お楽しみのお団子作りもします


OBにじみ絵 
  OB園児成長した子ども達が癒しの時間に集います



OBキャンプ
OB園児・スタッフ・保護者・園児合同
成長した子ども達が1泊2日を過ごします
夜はキャンプファイヤーやナイトハイクのお楽しみも!


年長キャンプ
スタッフ・年長児・年長母
年長母が計画した場所で1泊2日を過ごします
シークレットのお楽しみも!


10月 創立記念日 
スタッフ・保護者・園児合同
ねっこぼっこの歴史を園児と振り返りおやつをいただきます


母と園児の布草履作り
年長児・年長保護者
年長児が製作し、卒園式で飾ります
年長母も記念に製作します


縄跳び作り 
年中児が二本の布(園で染めたもの)で製作します


年長の日
年長児一人ひとりの日
ひとりの年長児の希望活動場所・内容をスタッフ及び他の園児が
シェアします



11月
 どんぐり染め 
スタッフ・保護者の手仕事委員・園児
どんぐりで収穫袋、布草履の布を染めます
 

 
 どんぐりまつり
スタッフ・保護者・園児合同
一般の親子をお招きして楽しんでいただきます


12月 年長電車遠足
スタッフ・年長児
年長児が場所を選び、計画を立ててでかけます


  みつろうろうそく作り
園児全員
天然のみつろうで手作りろうそくをつくります


 クリスマス会
スタッフ・保護者・園児合同
手作りみつろうろうそくに火をともして感謝をします



1月
 安全教育 
 スタッフ・保護者
消防署でAED、応急処置を学びます 
質問をたくさんして緊急事態に備えます

2月 節分
園児全員
鬼が出てきてみんなで豆まきします


  おすもう大会
園児・希望の保護者
総当たり戦、トーナメント戦etcで楽しみます


年長登山

スタッフ・年長児
三つのお山を登ります


3月 卒園式
みんなで手作りの卒園式


年長母染物
年長母で次年度の草履用布、母の染めたい布を染めます

乗馬

契約先の牧場で乗馬します


OB祭り
スタッフ・OB園児・OB園児保護者・園児・園児保護者
大賑わいで楽しみます

2019年8月24日土曜日

夏休みの雨の日

夏休みがもうすぐ終わるころ。

保育の日がありました。

行ける人だけなので少人数。

夏休みなので小学生もちらほら。

この日は雨の日。

子ども達どこに行きたいか聞いたところ、結構な距離のおさんぽに行きたい!!

というので、おさんぽに行きました。

途中雨が降り出したので、カッパ装着!!

カラフルなカッパの子ども達が可愛くて可愛くて

思わずパシャリ!!



小学生も交じってても、このまとまり感!!

根っこが同じだからかな?

MO

OBにじみ絵と水遊び

夏休み入ってすぐ

OB対象に「にじみ絵」をしました♪

小学生になった我が子もにじみ絵大好き!!

絵が苦手と言ってる息子もにじみ絵は「やるやる♪」とノリノリ♪

森の中で青空の下で滲んでいく絵具
大人の私もやりたくなるにじみ絵の魅力☆

それぞれ思い思いに色をのせます。


そしてにじみ絵が終わったら、みんなでザリガニ池へ




さすがOB小学生 沢がに発見したり、

沢がにハウスを作ったり

着替えが無くてもビショビショになるまで水を掛け合ったり

おもちゃ無くても、自然の中で遊ぶのが上手いな~と感心します。

どこまで行ったら危ないのとかもよくわかってて、見ていて危なげがない。

園児もOBお姉さんお兄さんがいてうれしそう。

園児も沢山遊んでもらいました。


年中母MO

J君の成長


もう森のようちえん最高ですねー😭😭


本当に成長したなあって思うこと、最近増えました。

虫嫌いだったのに
幼稚園行くようになって 

あり、バッタ、ダンゴムシなどなど触れるように、
興味を持つようになりました。

私が伝えたい、知って欲しい、身を持って体験させたい事が
ねっこぼっこにはたくさんあります👏👏👏

そんな日常をねっこぼっこで過ごせている私も息子も
しあわせーですねー❤️❤️❤️



ねっこぼっこへ通い始めて
なんだか急にしっかりした顔つきになったというか

ザリガニなんて捕まえながら
ドヤ顔の息子を
親子さんぽ 森ひろばのあの頃の私は
想像すら出来ませんでしたよ😭😭😭

そんな事の積み重ねで
もう充分なんだと思います。😭😭

こんな未熟者な私みたいな母親でも
あーここなら大丈夫って完璧では無いけど、
少しだけれど、
自信がついていくような感じ。

それはきっと
Jくんも同じで

自分の存在価値を最大限に認めてもらい、
少しずつ自信をつけていき、
自分大好きって言える子になってくれるんだよね?

あっちゃんがいつか言ってたこと、
今まさに息子は身をもって体験してるんだと思う👏👏

こんな場所にいられることに
感謝です😍😍
これからもよろしくです🙏🙏

年少母 みーん

2020年度「入園説明会(願書配布)&プチおさんぽ体験会」のお知らせ

2020年度「入園説明会(願書配布)&プチおさんぽ体験会」のお知らせ 

受付は8月26日からですよ!!


 【日時】9/4(水)10:00~12:30 ※雨天決行  

 【場所】愛知県春日井市廻間町近郊

 2020年度入園募集要項について 

  2020年度入園検討者・希望者、途中入園検討者および願書希望者が対象です。 



 ※短いおさんぽの体験も行います。 

 ※お弁当・水筒を持参してください。 

      

 【料金】 1家族1,000円(保険料、運営協力費 含む) 

 【受付方法】 メール 

 【受付期間】 8/26(月)~8/31(土) 

 <申し込み方法> 

1 親御さまとお子さまの名前(ふりがな) 

2 年齢(生年月日) 

3 性別 

4 電話番号(日中連絡が取れる番号) 

5 簡単な住所(○○市○○町) 

6 今までに参加した行事名(ある方のみ) 



 1~6を記載の上、メールの件名を「入園説明会希望」として、 nekkonohoiku@yahoo.co.jp担当杉本までメールしてください。 



 ※必ず受付期間にメールしてください。お申し込み後、集合場所など詳細についてお知らせします。期間外にメールをいただいても、 

  上記受付期間になりませんと詳細のメールをお送りできませんので、ご了承ください。 



 ※3日過ぎてもお返事がない場合は、再度ご連絡下さい。

2019年8月22日木曜日

ねっこぼっこ母さん



私の大好きな仲間たち

この本は 在園のお母さんたちが
作ってくれた私の宝物

みんな あったかい

やさしくて ほんわか


数年前のある時
スタッフの仕事を お母さんたちが


私たちでも やれること手伝うよって



保育だけでなく 行事の係や運営なども
一緒に担ってくれるようになった


そして ねっこぼっこは
形や姿を変えながら
もうすぐ16年目を迎える

お母さんたちが、

スタッフたちが

子どもたちの笑顔のために



培ってきたねっこぼっこ



園長 あつこ


2019年8月5日月曜日

ねっこぼっこの保育『年長活動』


私は 森のようちえんを作るとき
「こんな幼稚園があってもいいなぁ〜」
と 私の理想とするようちえんを作ろうと思った

私自身 ないないずくし

どちらかというと
人より失敗が多い
人より出来ない事が多い
勘違いも多い
と まぁ不器用なへなちょこな私

だけど ひとつだけ
たぶん人より 好きなんだよなぁって
思うものがありまして‥

それは
「子ども」がおもしろいと思う気持ち


苦手なことも 多いけど…

子どもと遊んだり おしゃべりしたり
相手は子どもなのに
私は 大人なのに
ムキになってケンカしたり‥
対等になっちゃう
大人気ない私

たぶん 子どもの時の気持ちを
まだ 忘れてない事が多いからだと思う
だから
子どもたちと仲良しになりたいって
思っています

ただ子どもたちより
少し長く生きている分
経験が多い分
アドバイスができる(はず)←あやしい

これが 私の保育のベース

毎年思うんだけど
年長になると 不思議なんだよねー
人になるんだよねー
律する心が芽生えてきて
自律に向かう時期
そんな 人として 育つ大事な時だからこそ
私は 私の全身全霊をかけて
子どもたちに向かっている

人として育つ大事な時だからこそ
自分の人生を納得いくように
生きて欲しいって思うから
伝えたいことがあって
真剣に伝えたいから
どうしたら伝わるのかなぁって
考え戸惑いながら 実践を繰り返してる

失敗もある
間違ってることもある
信頼関係が出来てないと
伝わらないこともある

だけど
気持ちは 伝わると
私は信じている

その育つ大事な時がくるまでは
私は できるだけ大人は操作しないように
心がけている

その子その子の味を 生かしたいからね
もちろん特例もあります
ガツーーーーンって 叱ります
ダメなものは ダメ🙅🙅🙅
人として生きる モラル これ大事!

みんな育ちが違う
育つ速度が違う
好きなもの 興味が違う
それって 大事なことだから
そーーーーーっと しておきたい時期もある
ニタニタしながら
あえて 泳がせておくことも

子どもたちがその気になった時
きたぁぁぁぁーって

年長活動が 始まる

今年の子どもたち
思ったよりも速く きたぁぁぁぁー

長くなったので
この続きは また今度


あつこ