2011年6月8日水曜日

6月8日 年中とは・・・。

今日は、気候もよく過ごしやすい一日。

年長RUが、溝から”あり”の行列が出来ているのを見つけた。「おい!一体どこまでいくんや!」
と、ありの行列がどこまで行くのか見ようと、あり達について行った。
HARと、チビMOMと一緒にず~っとありをたどってみた。
「おーい!木の所まで来てるぞー!」とRUが言い、皆で眺めてみた。
終点は一体どこだろう??結局、その木からまだまだずーっと行列は続いていて、
終点が解らず・・(^_^;) 
その途中、年長男子がやってきて、木に登り始めた。

ありの事をすっかり忘れて皆登り始めてしまった・・。ふふふっ。
HARは手に、集めたたくさんの綺麗な石を持っていたので登れなかったね~。

でも楽しい事がたくさんあって、本当に森はいいね~。
RU、又今度ありの行列について行こうね。次は終点を見つけられたらいいね~☆

そして・・・お弁当の時間がやってきた。

年長女子KOH、MAHと年長男子KOが一緒に座りだした。
私とチビMOMはその隣。
私の反対隣に、年中女子SOY、HAR、RIがシートを引いてお弁当を出し始めた。

あれ??あれれ??

YUN??どうした??

私達が見えるベンチの後ろに立ち、お弁当を出し始めた。
とても複雑な顔した、YUNがいた。。
大体予想はついていたけれど、ほんの少しだけ手を貸してあげた。

「YUN!どこで今日は食べたいの?年長女子?それとも年中女子?」

するとYUNは 「年中女子と4人で食べたい」と言った。でも自分の口から
「一緒に食べていい??」と聞ける勇気が無かったようだ。

年中であるYUNは今までずーっと、年長女子と遊んできた。
いつも、どこでも元気いっぱい、解け込むのも早く、自然に馴染んで行く。
でも最近のYUNは年少の時と違っていた。

年長MAHが最近年長男子RUと遊ぶようになった。
年長KOHは、年長男子と遊んだり、色々な場所で好き好きに遊んでいる。

いつも3人で遊んでいたYUNにとって、どこで遊んでいいのか、
誰と遊んでいいのか、凄く悩んでいる感じだった。
年長男子が入ってくることで思うように遊べない。
やはり自分は年中なのだ・・。一つ下なんだ・・。。と感じたのではないだろうか。。

YUNの母は以前、YUNのそんな姿を見るのがとても辛かったと言っていた。
でも、今は、今のYUNが自分で迷い、自分で見つけようと努力をしている姿に
成長したんだな~と、更なる成長を見守れるようになったそうだ。

さて、そのYUNの代わりに、私が
「YUNもここで一緒にお弁当食べてもいい??」と
年中女子に聞いてみた。
すると 「いいよ~」と皆賛成してくれた。

YUNはすぐに、シートを出し、RIの横に座った。いつものYUNの笑顔が
戻っていた。
YUNはきっと、これからは年中女子とも仲良くして行こうと
考えたのではないでしょうか。年少時全く見られなかった光景で、
何だか不思議な感じがした。いつも遊んでいた子と遊べない日は、
違うお友達と楽しく過ごしていきたい。そう思ったのでは・・。

YUNはとても明るくふるまった。
たくさんたくさん自分からSOY、RI、HARに話しかけていた。
お弁当のサンドイッチを3人に見せながら、
「耳かして~!」と3人にコソコソなにやら話してみたり、
「SOYちゃん!ほら見て~!!!」っと、変なポーズをして笑わせようとしてみたり、
SOYちゃんはニコっと微笑んだけど、「・・・・。」って感じだった(^_^;)
頑張れYUN!!

HARは何だか嬉しそう。家族ごっこがやりたいみたい。でも
年長女子の家族ごっこはレベルが高すぎてついて行けない(汗)。
YUNなら一緒に出来そうと思ったのか、「YUN!又家族ごっこやろうね!」と
言っていた。YUNも「うん!いいよ」と嬉しそうだった。

お茶を忘れたRIUを見て、YUNは「YUNのお茶飲んでいいよ!!」と
最初に名乗り出ていた。RIとも仲良くしたいという気持ちが
凄く表れていた気がする・・。
でもRIは、RI母の許可が無いとアレルギー体質の為飲むことが出来ない・・。
ごめんねYUN、ありがとね。

幼稚園後、YUNは、YUNの母に「YUNの水筒のお茶って何のお茶??」って
何度も何度も聞いていたみたい。

年中になるとどうも子どもたちは自分の居場所、ポジションンがよく解らなくなるらしい。
上にも下にも挟まれて、年長との違い、年少との違い、そこに悩むみたい・・。。

去年KOHがとてもとても悩んでいたように・・。

最近までその年中の迷いと闘っていた年中KAZ。
今はその迷いを脱出して何かが見えたみたいに、変化した。
自分の中で答えが出たみたい。
幼稚園も楽しくなってきたみたい。

大人はいつもその迷っている姿を見ると本当にヘコむ・・。自分も辛くなるし、見ていられなくなる。
ただ、ここで手を差し伸べてしまうと子どもは自分の力で前に進めなくなるのではないだろうか・・・。
子どもは本当に強くたくましい。
子どもが自分で考え進むのをじっと待ち、見守ってあげなきゃ・・・と
私が子どたちを見て学んだ事だ。。

これからも、たまに入るお当番で子どもたちの変化、成長を見て楽しみたいな☆

KOH母。

0 件のコメント:

コメントを投稿