2011年6月13日月曜日

6/10  ゆっくりと…

朝RIはママとなかなか別れられなかった。仲良しSOYがお休みだったこともあったかな。
さすが!きつつき年長女児MAHがRIの手をつないで散歩へと誘導してくれた。
森に入るとさっきまで泣きべそかいていたのが嘘のようにRIは足取り軽く、
普段の元気な様子で進んで行った。

お昼になってRIは、誰と食べよう~とリュックを持ってウロウロしはじめた。
朝RIを支えてくれたMAHは、もう別のお友達と食べることを決めRIに背を向けてしまっている。
RIは一目見てすぐそれを悟った。それでも…MAHに「一緒に食べよ?」と誘ってみた。が、断られてしまった。

私は構えた。RIのフォローが必要だろうか…
でもRIは潔くMAHに背を向けて座り、お弁当を広げ始めた。
さらに、いつの間にかRIは年中男児ITIと向かい合っていた。

RIとITIが??
偶然?
たまたま?

それにしても今まであまり接点のない2人だ。
大人を交えてだったけど、なんなくおしゃべりしながら
お弁当を食べている。

ふ~ん今日のメンバーならメンバーでうまくやるもんだな。
そう思った。

お昼を食べ終えて、年長きつつきさんを中心にかくれんぼがはじまった。
またびっくりした。
RIが一緒にかくれんぼしていた。

昨年の秋、年長さんのかくれんぼに入りたくても入れずとまどって
見ているだけだったRIを私は知っている。
ITI、MITとも一緒にやっていた。
どこへ隠れようかとウロウロしているRIの姿に昨年の姿が重なり
とても感動した。

かくれんぼをした後、移動をすることにした。
子ども達に出発の準備の声をかける。
年少どんぐりさん達は準備をせずマイペースだ。

準備が出来た子を先頭に「行っちゃうよ~!」と少し進んでみた。
誰か来るかな?と思って待っていたら、なんと年少のTIKが
慌てた様子で片手にリュック、片手に水筒を持ってやってきた。

さっきTIKは、砂いじりに夢中で出発の号令にまったく反応せず、
振り向きもしなかったはず。
大人3人残っているし、ゆっくり組の方で出発する選択肢もあったはずだ。

偉いよ。思わずTIKに駆け寄りリュックを肩にかけてあげた。
(TIKはまだうまく自分でリュックがしょえない)


今日のほんのささいな一面にすぎないんだけど、
ゆっくりゆっくり前へ進む瞬間。
その瞬間がとてもうれしかった。



(スタッフER)

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