森のようちえんのはじまり

森のようちえんとは

なぜ 森のようちえんをはじめたか？

第一子（はや成人に近づきつつある）
を育てる場所を
考え考え考え

 行き着いたところは

母が私を育ててくれたように

ただ 自然の中で 我が子も育てたい
だった

私は我が子に

多くを求めず

心地よい環境＝自然と

仲間たちがいれば

それだけでいいと思い

こんなようちえんがあってもいい

私の理想とする子どもたちの楽園を
我が子のために作ってあげたい と
仲間と共に
森のようちえんを立ち上げました

私の理想は
特別難しいことではなく

ただ 自然を感じ
自然とふれあい
身体をつかい

仲間たちと毎日を笑顔で過ごすこと

ただそれだけ

ささいな喜び

その喜びを
どれだけ感じ  気づき
どう噛みしめるか？

私たち大人は

子どもたちに どう伝えるか？

ただそれだけの中に

大事なことはある

安心して 遊びこめる環境を整え

ここで過ごす3年間

一緒に笑って
一緒に泣いて
一緒に怒って
一緒に悩める仲間づくりを

私は 望んでいます

たいしたことはできないけれど

私が持てる力を
僅かなチカラを
ここに寄せて下さる仲間と
分かち合えたら

私は幸せです

<追記>
大きくなった子どもたちは
もう この時代のことを
覚えていないようです

けれど
子ども達それぞれが

口にした言葉

それは

ただ
楽しかった
それだけ

織田 敦子