2012年6月6日水曜日

大きくなるってことは・・・

「年長登山」

この日は、待ちにまった年長だけでの活動の日。
いつもの活動している場所から出発。
地図をみて、ルートを確認。

おしゃべりがとまらない、とまらない!

「みんなちょっと緊張気味だね~」と、こそっとあっちゃんから聞き・・・
(「え?なんでわかるの?」)と・・・私にはテンションが高いとしか思えないけど・・・・)

水筒などをしっかり持ってるし、よくお茶を気にしている様子から、
不安の表れを感じたとのことで・・・
(なろほどね~!!)

途中で、あっちゃんと草笛作りに夢中になったり・・・。


頂上では、去年の年長さんからの秘密のメッセージを見つけたり・・・
その中に今度は来年の年長さんに向けての手紙を入れて・・・。


お弁当の時間、あっちゃんからちょっと大切なお話。
「年長さんに、大事なことはね・・・‘がまん’が出来る人になるってことだよ」
「大人になるっていうことはね、いろんながまんが大事なんだよ。」


年中年少がいない分、あっちゃんとゆっくりじっくりお話できる、みんなにとってスペシャルな時間。
普段がんばっている子達も落ち着いてリラックスしている。


「山に向かって、好きな人の名前をさけぼう!せーの!」
(恥ずかしくて、みんな名前じゃないこと叫んでたっけ~!)


この次の年長の日は、秋に予定している「電車遠足」
子ども達はこの話がだーいすき!
「どこにいく?」
「観覧車の乗りたい!」「動物園に行きたい!」「水族館に行きたい!」
・・・などなど、出てくる、出てくる!
中には・・・・・
「アピタがいい」
「家をたててるところ」
「長野に引越ししてしまったKoのお家」・・・など・・・
Koのお家にはみんな大賛成!
(ちょっと遠くて無理かもね~)

そんな会話が楽しくて楽しくて、ずっと笑っていた女の子達。

楽しい時間はあっという間。

帰りは、まだまだつきない話をしながら、あっちゃんの周りには、ぶどうのように子どもの粒がたわわになっていました。

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年長登山・・・登りきることも大切かもしれないけど・・・
それが目的ではないような気がした。

年長だけの絆が深まったり、あっちゃんとゆっくりのんびり自然を満喫しながらの
散歩だったり、会話だったり・・・。

私は、同行させてもらって、ほんとに幸せな時間を過ごせた。

あっちゃんには近くにいると楽しくなっちゃう空気がある。
大人の私も楽しいのだから、子どもはもっとだろうな・・。

私自身、幼稚園の時の先生にトラウマがあったから、自分の子どもにはそれを自ら選んであげたかった。
この園は、いわゆる‘先生’はいない。
けど、やっぱり園長のあっちゃんの空気はそのまま園と子ども達には流れてて・・・。

私もこんな先生と出会っていたら、人生何かが違っていたかも・・・。
そう、思って・・・・

「この子達って、本当に・・・シアワセね・・・・」と涙があふれてきた帰り道でした。

(日記・・・年長男児母)

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